生コンクリート製造販売「ニッタイコンクリート工業株式会社」

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Q1.生コンクリートとモルタルの違いって何?
A1. 生コンクリートは、セメント+水+砂+砂利を混ぜ合わせたもので、住宅の基礎・土間からマンションの躯体まで一般的に使用されているものです。
モルタルは、セメント+水+砂を混ぜ合わせたものです。
ご家庭でレンガを使って花壇等を作られるときの目地に使ったりとその用途はさまざまです。
簡単にいうと、このモルタルに砂利を加えたものが、生コンクリートとなります。

モルタルとコンクリートの成分

Q2.自分でレンガ花壇を作りたいのですが、目地モルタルの作り方は?
A2.DIYの場合、モルタルで大抵のことはまかなえますので作り方を覚えておかれると便利です。
なお、ほんの少量の場合は、水を混ぜるだけのインスタントセメントも便利かと思います。
花壇の目地モルタルを練る場合、大量に練るのではないですからトロ船というプラスチックの箱で練れば十分です。ホームセンターなどで販売しています。
Step1
まず、セメントと砂を「容量で1:4の割合」で入れます。例えば同じ洗面器でセメント1杯、砂4杯といった感じです。でも神経質になることはありません。多少割合が違っていても間違いなく固まります。
Step2
次にセメントと砂がよく混ざるようにスコップなどでよく攪拌してください。セメントと砂がよく混ざり、色が均一になったら空練りの完了です。トロ船の底と四隅に砂が残りやすいので注意してください。スコップと左官鍬という道具があれば便利です。ホームセンターなどで販売しています。
Step3
いよいよ水を入れます。始めは、少なめの水を少しづつ加えていくと失敗がありません。何回か繰り返すと大体の量がわかってくると思います。水の量を割合で表示できないのは、砂の含水率(湿り具合)で変わってくるからです。
Step4
水を入れてよく攪拌します。モルタルにテカリが出てきたら完成です。固さの目安は、手にとってお団子が崩れない程度でOKです。レンガの目地ならもっと柔らかい方が使いやすいかもしれません。実際に作業しながら自分の使いやすい固さに調整してください。(楽しみながらやってくださいネ)
Step5
もし柔らかくなりすぎたら、セメントと砂を入れて練り直してください。また作業しているうちにモルタルが固くなってきたときは、少し水を加えて練り直せばまた使えます。
Step6
作業が終わったら、道具についたモルタルをしっかり洗い落としましょう。固まって落ちなくなります。 残ったモルタルや洗い水は下水に流したら配水管の中で固まってしまうのでNGです。花壇の底に入れるか、庭の隅に穴を掘って入れるか、自治体の決まりに従って処分してください。
Step7
出来上がったレンガ花壇をよく見てください。ちょっとした感動と思います。
Q3.セメントが余りました。保管方法と保存期間は?
A3.セメントは、空気にふれると風化し、品質は劣化します。この性質はセメントの持つ最大の欠点でもあります。
セメントの風化は、まず空気中の水蒸気やその他からくる湿気がセメントに作用すると部分的にセメントに水が入ったのと同じ状態になります。(セメントが袋の中で固まってきます)
したがって、風化を防ぐには、空気の流通を少なくするか、遮断することが大切となります。
セメント袋の口をひも等で固く閉じ、上からビニールかシートを被せておくと風化を防ぐのに有効です。
保存状態が良ければ(完璧であれば)おおよそ3ヶ月は保存可能です。
風化したセメントの品質劣化は、コンクリートの強度低下をきたします。軽微な風化の場合には、外観上変化は見られませんが、風化が進行するとセメントが固まり固形物が生じます。
しかし、固形物が手で簡単にほぐれる程度なら、ほぐした状態で使用しても差し支えないと思いますが、一番いいのはセメントを購入する際には計画を立てて残さないように使いきることです。
Q4.セメントを吸い込んでも害はない? セメントを扱うと手がかぶれますがどうしてですか?
A4.特にセメントが害になるとは思いませんが、どんなものでも紛じんを肺に吸い込むことは、健康上良くない事と思います。
紛じんの多い場合又は気になる場合は防じんマスクをつけましょう。
セメントにふれると手が荒れる人がいます。セメントはアルカリ性なのでアレルギー体質の人は特に手が荒れたり、かぶれたりすることがあります。
このような場合、セメントが手にふれないようにゴム手袋などで手をカバーするとともに、手洗い後クリームなどを塗ってください。
またセメントが目に入ったときは、すぐ水洗いするなどの処置をとってください。
Q5.コンクリートで池を作りたいのですが、魚は大丈夫?
A5.完全に硬化、乾燥したと思われるコンクリートでも水を入れることによって「アク」つまりコンクリートの成分のカルシウムが溶け出して魚に悪影響を及ぼすことが考えられます。
セメントの大半の成分で強アルカリ性の石灰石を完全には除去できませんが、溶出しないようにするか、ある程度の日数(約4週間)をかけて除去するようにしたら良いと思います。
水をたっぷりと入れ1週間ほど置いて、カルシウムが溶け出した水を取り替えます。
また1週間ほど置いて、カルシウムが溶け出した水を取り替えます。
この作業を4回くらい繰り返すとアルカリ性はかなり弱まり、魚にとっても安心な水になると思います。
Q6.コンクリートは塩に弱いのですか?
A6.よく聞かれる質問です。
コンクリートは鉄筋などの鋼材が入ってなければ(無筋コンクリート)、例え海水で練り混ぜても塩害は起きません。
鉄筋などの鋼材が入っている鉄筋コンクリートの場合に、中の鉄筋が塩分によって錆びることで生じる被害がコンクリートの塩害といわれるものです。
鉄筋コンクリートでは塩分が鉄筋を錆びさせ膨張してコンクリートにひび割れを発生させ、コンクリートを崩壊させることになります。

・塩害の起こる主な要因は大きく分けて2つ考えられます。
@細骨材である海砂を完全に水洗いしないで使用することによります。
水洗いして除塩した砂を使用する限り何も問題はありません。
A海岸近くにつくられたコンクリート構造物が波しぶきなどを受けて起きるものです。
波しぶきの中の海塩粒が表面に付着して、しだいにコンクリート内部に侵入して塩害を起こします。
この場合の対策としては、一般のコンクリートより水セメント比の小さい配合にしたり、鉄筋を太くして錆止めなどを施します。

また、意外に思われるかもしれませんが、コンクリートは糖分にも弱いのです。
セメントの成分は石灰なので、糖分に弱いのです。 ご家庭でモルタルを練られるような時に、余ったジュースを何気なく砂にかけてはいけません。セメントのわずか0.025〜0.1%程度の糖分が入ると、セメントの固まりが極端に遅くなります。 また0.5%以上入れると3ヶ月も固まらないこともあります。
ジュースと言えども、モルタルや生コンクリートにとっては大変な有害物なのです。

Q7.コンクリートは何日で固まるのですか?
A7.よく聞かれる質問です。
セメントに水を加えて練り混ぜると化学反応(水和反応)を起こし数時間後には固まり始めます。この固まる過程を凝結といい、時間が経つほど、硬化力が強くなっていきます。
通常、ホームセンターなどで販売している「普通ポルトランドセメント」を使用したコンクリートの硬化力(強度発現力)は、打ち込みから3日で20%、7日で40%、28日で80%、3ヶ月で90%、1年で95%くらいです。 1年から先は、水和反応をし続ける環境さえ整っていれば、何十年でも限りなく100%に向って固まり続けます。
以上のことから「固まる」の定義にもよりますが、80%の強度を発現する時点、つまり28日たてばコンクリートは固まったといえるでしょう。
Q8.コンクリートには鉄筋を入れたほうが良いといわれました。何故ですか?
A8.コンクリートは圧縮には強いのですが、曲げや引張にもろいのが弱点です。
それをカバーするために引張や伸びに強い鋼材と組み合わせて使用しているのです。
その代表がコンクリートと棒状の鋼材を組み合わせた鉄筋コンクリートなのです。
異形鉄筋(表面に突起がついた鉄筋)は引張に強いだけでなく、コンクリートの付着が良いこと、比較的安価で大量に供給されることから身近な材料といえます。
ご家庭で使われる場合の注意点として、コンクリートの上端面又は下端面からある程度のかぶりをとって施工してください。
Q9.レンガ花壇のレンガ表面に白い粉状のものが現れました。これは何?
A9.よく聞かれる質問です。
セメントを使用したモルタル、コンクリート部材からは「白華(はっか)」と呼ばれる白色の粉っぽいものが表面に浮き出る場合があります。
「白華」は、モルタルやコンクリート中に含まれる水酸化カルシウム・水酸化ナトリウムなどが空気中の二酸化炭素と反応して、表面に「白い粉」(炭酸ナトリウム)となったものです。
レンガやブロックおよび目地(モルタル)部分での水分の移動が容易であるほど発生しやすく、また次のような環境条件と合致したときに発生しやすくなります。

@冬季で気温が低い時
A湿潤状態が長く続く時
B多雨。高湿度状態が長く続く時

現在のところ「白華」を完全に発生させない技術は確立されておらず、できるだけ発生を抑える方法しかありません。
例えば、レンガ花壇の施工をする場合、乾燥したレンガをそのまま施工すると、特に吸水率の高いレンガではモルタルから水分を多く吸収すると同時に「白華」の原因となる成分も吸収しますので「白華」が発生しやすくなります。
事前に十分水を含ませたレンガで施工することでかなり「白華」の発生を抑えることができます。
「白華」が発生した場合、軽度のものでしたら、硬いブラシで表面を完全にこすり、水洗いするだけで除去できる場合もあります。それでも落ちない場合は、さらに弱酸で洗い除去する方法がありますが、正常部分をも侵食する恐れがありますので注意が必要です。
また、表面の水洗いを繰り返しおこない内部の白華原因となる成分を減少させることで次第に「白華」は発生しにくくなります。
なお、「白華」は除去しなくても自然に消えます。施工条件・環境条件により異なりますが、早ければ半年程度から2〜3年程度かかる場合もあります。

Q10.生コンを自分で練りたいのだけど材料はどこで買えばいいの?
A10.ご自宅の車庫の土間などを作りたいとき、どうしたらいいのかわからない。又は経費を浮かせるために、ホームセンターなどで材料を購入してご自分でコンクリートを練りたいと考えられている方も多いと思います。
例えば、一般的なサイズの車庫(幅3m×奥行5m×厚さ10p)の土間をコンクリートでつくると、1.5m3のコンクリートが要ります。コンクリートが要るということは、コンクリートの材料が要るということです。
この量を手練りすることは、たとえプロであっても大変な労力を要する量です。現実的には難しいと思います。
地域により砂・砂利の種類・品質・比重が違いますのであくまで参考ですが、ホームセンターなどで売っている袋セメント1袋(25kg)を基本としてコンクリートを練った場合、おおむね、水が18kg、砂が89kg、砂利が96kg必要となります。これで容積として約0.1m3のコンクリートが出来ます。
1.5m3のコンクリートを練るとすれば、これらの15倍、次表にあるほどの材料を調達しなければなりません。

3トンからの材料を揃えることは、手練りする前に、相当な労力を要することになると思います。 こんなときは、私共のような生コンクリート工場にご依頼された方が、早く・安く・楽に・きれいに仕上がります。 広い面積でこて仕上げが不安という場合は、お近くの建材屋さんや工務店さんにご相談されるとよろしいかと思います。

Q11.生コン工場に生コンを注文したいのだけど、どう注文すればいいの?
A11.生コンクリートは、配合というものが呼び方、ご注文の際の商品名になります。
わかりやすく、一般的なサイズの車庫(幅3m×奥行5m×厚さ10p)の土間をコンクリート打設する場合は、「18−15−20−N」という呼び方の生コンクリートになります。
これは、@強度・Aスランプ・B最大骨材寸法・Cセメントの種類の順で表示しています。

@ 強度・・・圧縮強度をいいます。「18」というのは、1mm2(平方ミリメートル)あたり18N(ニュートン)までの圧力に耐えられるということになります。 乗用車が載る程度なら「18」で十分と思われます。ただし、下地の処理がきちんとされていること、コンクリートの厚さが適当にあることが条件にはなりますが・・・。
なお、この数字が大きくなるほど強度が高くなり、かつ値段も高くなります。

A スランプ・・・生コンクリートの軟らかさを表します。(単位はp) スランプの数値が大きく程軟らかくなり、作業も楽になりますが、水の割合が増えます。 生コンクリート中の水の量はコンクリートの品質に影響を与えますので、作業中に硬いからといってむやみに水を加えることはNGです。 生コンクリート工場から出荷される軟らかい生コンクリートは水の割合と強度が計算された製品ですから安心ですが、硬いコンクリートを注文してご自分でむやみに水を加えることは、作業は楽になりますが、強度は確実に落ちます。 そういう意味でも、車庫の土間であれば、スランプ「15」が適当と思われます。 ただし、迅速な作業が必要なことは言うまでもありません。コンクリート打設が終わり、硬化したあとの散水はコンクリートの養生にとってプラスです。 打設の翌日からはコンクリートに散水し乾燥させないようにすると、ひび割れ防止になりますのでおすすめです。

B 最大骨材寸法・・・砂利の大きさを表します。(単位はmm) 地域・工場によっては25mm、20mm、15mm等いろいろありますのでコンクリートの厚さ、鉄筋の量によって判断されたら良いと思いますが、20mm程度が強度・作業性からも適当と思われます。

C セメント種類・・・セメントの種類も多いのですが、一般的には「普通ポルトランドセメント:通常Nと呼びます」で十分と思われます。 普通ポルトランドセメントの場合、厳寒期でなければ翌日には人が載っても問題はありませんが、季節・外気温によって差が生じますので、乗用車を載せる場合には出荷工場にご確認されることをおすすめします。

以上のことをふまえ、ご注文の際には(【例】車庫(幅3m×奥行5m×厚さ10p)の土間を打設する場合)、下記の要件をお伝えください。 配合 【例】18−15−20−N (じゅうはち の じゅうご の にじゅう の えぬ)

1. 数量 【例】幅3m×奥行5m×厚さ10p=1.5m3 (1.5 りゅうべい)
1〜2割増でご注文されたほうが無難かもしれません。
2. 打設予定日時
3. 打設予定場所(ご住所)
4. ご注文のお客様のお名前
5. ご注文のお客様のご住所

難しく考えないで、どんな場所に使うのかをお聞かせ願えれば、最適なものを出荷いたします。

当社の場合、以上の要件をお聞かせいただいた後、現場の場所確認、配車、運搬経路の確認等のために営業部員がお伺いし、詳細を打合せさせていただきます。

生コンクリートの単価は1.0m3当たりでいいます。地域によって差がありますので幾らとは言えないので、ご注文の前に生コン工場に問い合わせてみてください。

ただし、当社のように一般のお客様に直接販売している工場ばかりではありませんので、事前にご確認されることをおすすめします。 また、基本的なこととして、生コンクリートは工場で練り始めて90分以内に荷卸しができるように運ばなくてはならないと決められていますので、出来るだけ近くの生コン工場にご注文されることをおすすめします。

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